フォーラム

2001.12.7現在


植木氏講演の様子
今、経済、外交、防衛などすべての面にわたり、大きな変化が起こっており、その建て直しが早急に求められております。
在米中は日米経済のプロとしてアメリカ上院公聴会公述人もされた、植木博士氏にお越しいただき、今後の日米関係及びネット政局についての興味深いお話を聞きました。

植木博士氏のご講演の概要

テーマ:「 真の構造改革とは 」

「政治」と「経済」のギャップを埋めたいという意識

私のように民間の企業で、研究者をやっていた人間が永田町に入っていって、政治家の秘書をやるという例は、日本では少数です。
いま、政治と経済が一体化してきています。両方分かってないと、本当にいい判断ができないわけです。ですから、経済にいた人間で政治にきていますと、大変僭越な言い方ですが、なんと政治の世界は経済のことを分かってないのかと、痛切に感じます。経済の人間は政治にあまり関わろうとしない。関わるとよくないことがおこると思って敬遠する。政治、または官僚もそれをやりたがらない。というところでお互いが背中を向き合っている。これは非常に不幸だと思います。私は、実際現場にいて経済がわかっている人間が政治なり、政府に対してしっかりもの申していくということが大事だと思います。政治と経済のギャップを埋めたいという意識で私は永田町に入りました。

90%近い政策秘書が、試験なしに公設秘書から横滑り

政策担当秘書っていう名前の人はおりますけれども、そういうひとは大抵どの事務所でも事務所の中で一番年長の人が座るポストです。政策担当秘書って言うのは、実際は永田町的には政策をやる人ではなくて、事務局長的な秘書がなるという、これが実態です。

ワシントンの多彩なプレーヤーたち
− 政策研究型シンクタンクの設立を −

政治家も多くの政策スタッフをもち、国会として、霞ヶ関の官僚に対抗する様なシンクタンク、研究所が増えてこないとなかなか本当の意味での政治主導が難しいというのが、今の気持ちです。ワシントンにおりまして、向こうでは、民間の人間がどんどん政権に入ります。私は最初にブルッキングス研究所にいたのですが、その研究所は、研究員として元大臣とか元国会議員という人が研究所にいるわけです。アメリカの場合、ご承知のように、政権が変わると、政府の高官が三千名くらい入れ替わります。例えば今、クリントン政権が終わってブッシュ政権になったと。クリントンにつられて政権の中枢にいた三千人くらいの人が政権から吐き出されて、そういう人たちはどういうところに行くか、大学に行く人もいれば、弁護士になる人もいるけれど、ワシントンのまわりで、ブルッキングスもそうですが、そういう研究所で、研究員として、外から色々政策を考えたり、政権に対して提言したりする活動をやってきているわけです。アメリカのワシントンには、こういう研究所が二百ぐらいございます。日本には、こういう機能を果たしている研究所は一つ二つしかないです。それもほとんど機能していません。


会場の様子

ささきの竜三の挨拶

ささき竜三も力強く語る
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