毎週ラジオ出演中

笹木  今度国会が始まるんですが、かなり緊迫してます。いつも小泉さんがおっしゃっている中に構造改革というのがあるんですが、よく若い方であったり、女性の主婦の方であったり見てますと、構造改革とか経済改革とか言ってもわからないというんです。

 じゃあ生活の中の不満、要は構造っていうのは政治とか行政の構造改革で、行政、お役所がやっていることで、その中での不満はどんなことがありますか?と逆にするんですね。そうしますと必ず出てくるのが公共施設です。図書館とかスポーツ施設であったり、あるいは保養施設だとか税金を使って作る施設はたくさんあります。福井市内にもたくさんありますよね。

 こうゆうなものが、普通使っている、例えば主婦であれば別ですが、ほとんどの女性でも働いている人が多いですから、仕事してからその後図書館に行きたいと思っても未だに夕方5時に終わっているところが圧倒的に多いということ。1つだけ最近7時までやっている所、これは最近できました。ほか4つですか、4つは全部5時で終わり。もう1つ、休みの日ちょっと時間を空けて行こうと思うと日曜日は結構やっているところはありますが、祭日、祝日は必ず休みでこれもおかしい。

聞き手  そうですね。

笹木  使う側からしてみると、仕事が終わってから使いたいと思う人が圧倒的に多いので、働いてない方、学生、高校生、大学生と退職した方。これは人口でいえばずっと少ないはずなんですが、そういう人に合わせてやっているとしか思えない、という不満ですね。

 確かに言われて考えてみますと、ショッピングセンター、年中無休ですとか、あるいは休日が年に3回とかしか、休みの日がそのぐらいしかないんです。しかも大きいショッピングセンターは8時までやってます。あるいはコンビニも24時間営業ですよね。それで年中無休というのがたくさんあります。

 これは結局なにが違うのか?と考えて行きますと、民間の商売をやっているところは常に商品を売って、その都度お金をもらいます。行政サービスもお金を貰っているというのは同じなんです。税金で払っているわけですから。お役所に対して。

 しかし一回一回お金を払うというのは図書館の場合ですとねぇ。民間の場合にはまず喜ばれないと来てくれないというのがあります。そうしないとお金も儲からない。だから絶対に喜ばれないと困る。来てくれないと困る、ということがあります。

 しかしこの行政の図書館であったり保養施設でもそうですが喜ばれなくてもその都度お金を貰わなくても先に給料が貰えるわけですから、それと喜ばれなくても困らないやってる方々が。

聞き手 いじわるな言い方をすればこない方が楽でいいと、給料はもらえるし。

笹木  そうですね。

聞き手 客なんか一人もこなくても給料がもらえると。

笹木  だからね、どことはいいませんが本当に来てくれない方がいいのかなっていうぐらい愛想が悪い!なにかこちらがお願いして使わせてもらうようなところがあります。

聞き手 例えばいろいろ旅行に行った時にも いらっしゃいませ ようこそおこし下さいまけどした、がまず最初にかかる言葉です

笹木  えぇ

聞き手 公共の宿でそれがあるかということですね!

笹木 まあ喜ばれなくても困らない、来てくれなくても今の話で困らないどころか尚いいのかもしれない。そのいい象徴というかいい証拠に、あるプールなんかは結構いいプールできてますが、行政のおかげで作った。

 これなんか私はたまに子供を連れて日曜日とか行こうと思って行きますと臨時休館とゆうのが、一応日曜は休みじゃないとなっていても急な臨時休館がすごく多いんです。日曜の日は早く終わるとか、すぐ知りたいじゃないですか!決して近くはない所まで出かけて行ってみたら休館だった、だから知りたいと思ってホームページ見ますとそうすると本当にそうゆうことがちゃんと書いてないんです。

 だから結局私の携帯にねちゃんと番号を登録しておかねば、一度電話をかけて確認しなくてはならない。

聞き手 利用者の方が気をつかっているわけですね。

笹木 そうですね。だからもうこれは来てもらうためにしてもらわないと来てもらえませんから。
だから来てもらわなくてもこまらないからということになっているんですよ。

あの。そういえばこんなところになんでこんな立派な建物が。知らなかった!ってありますよね。

笹木 だからね、結局これを変えるってのは、こうゆう施設の場合は全部税金でやっているから、みなさん一人一人が払ってるんですが、喜ばれなくてもいいっていうのがほかの商売と違っていて、行政の役所のサービスじゃお金儲けが目的ではないですから、本当なら民間の商売をやってるところ以上に喜ばれることに、それに一生懸命しないといけないはずです。それだけが交換条件ですから。

 でも今現実は今お話しました、例えばお金払ったけど商品をわたしてくれなかったとか、そのような例になるわけです。

 どう変えるかっていうことを考えてみますとね、1つはちゃんと評価することだと思うんですよね。評価っていうのは満足度調査ですよね。先にお金を払ってしまっているわけですから、それの見返りが自分たちの喜ぶことなんで、それが「喜べない、サービスが悪い」と。それはお金払った分のことをやってもらってないということなんですね。

 アンケート調査をして満足度調査をしてもらう。これは実際やっているところがありまして、世界の中でも日本の中でも、行政のサービスの満足度調査を、実際に使ってもらっている人に行う例がでてきています。

 このラジオでもご紹介致しましたが、介護保険が始まって3年経っていますけど、「痴呆性老人・呆け老人を抱えておられるご家族の負担が減ってないのではないのか?」、実際に満足度調査をお役所と、そしてNPOが、一緒になってやる例も出てきてます。その結果、やはりサービスがおかしいということで、変える調整をやったいう例もあります。

 あと女性からよく言われるのが、「女性は子育てが終わると、今度は介護に入る」「福井は共稼ぎ率が高いから、子育ても夜間保育だとか休日保育を、もっと充実してほしい」、「小学校に行っている子供たちの学童保育、これをもっと充実してほしい」、こんな声もよく聞きます。ここらへんも満足度調査をやりますと不平不満がわかってくるわけですね。

 行政サービスを変える、1つめの方法は満足度調査で、次のもう1つは「民間にやってもらえることはやってもらおうよ」ってことなんです。

 例えば、福井市内でもいい例ですが、文化会館っていう歴史の長い施設がありますが、あの文化会館の近くを民間のNPO−民間団体に運営してもらおうと。もう行政のお役人がじゃなくて、お役人だと、なかなかその喜ばれるという、たてる姿勢が弱いから、民間の中の数人で企画してもらう。これは民間ですから、ちゃんとお金をもらっているように始める。

 「街中NPO」というNPOがありますが、ここなんか「街づくりのここがおかしい」なんかをかなり丹念に調べてますよね。駅前でいいますと、市が作ったアーケードと県の作ったアーケードがつながっていないとなると「なんでアーケードを作ったの?」「市の駐車場と県の駐車場がつながっていない、それがつながるともっと便利になる」と、いろいろな調査をしています。

 まだ福井ではこのような調査はしてませんが、こうゆう調査をするNPOに対し、調査費として委託する例もかなり増えてきています。だがこれは民間委託ですよね。という行政に頼むよりより民間に頼んだ方がずっといい働きをするということ、あるいわサービスをする、民間委託をやっていくとう方法があると思います。

 今小泉さんが盛んに郵政事業の改革といいますが、これも行政がやっていることを郵便局というのは4行政的な機関ですから、民間に、例えば宅急便なんかは、それまで旧国鉄がやっていたときにはそんなにすぐに荷物は着かなかったけど、宅急便になったら小包みなんかも早く届くようになったと。

 こうゆうふうに郵便事業も民間にやってもらったらもっと便利になってしまうのが、民間がやると10円から15円でやれると言っています。だからそうすると今の郵便局方はもちろん反論があってそれは年間で一番たくさん集中的に扱うから安くできるんだといいます。

 過疎のところにも全部同じ値段で届けるから、郵便局はもっと負担が大変なんだいろいろあるんですが、民間がやったらそれそれどうか、過疎のサービスを民間がやったらいくらでやるのか、これで比較して、民間にやれるものはどんどん委託していく、この行政がやっていることを民間に委託していくのがこれがらの方向なんですね。

 先週は、民間の雇用対策にも「直接研修にはいること」これが一番研修したあとで再就職できるのに一番いい研修になると話ましたが、これも民間委託、雇用対策の民間委託ですから介護、子育て、教育いろんなことがあるんですが、構造改革、行政改革のなかでもっとも大事なのがこの民間にやれることを行政の仕事を移していく!ここじゃないかなと思うんです。

聞き手  なるほど、まあこうしてテレビのニュースだけで見ていると構造改革って言葉が一人歩きしているみたいですけど、聞いていますとこれから先国民の信託も受けるんであれば国民の側もじゃあどうするって厳しい目で見ることが大事っていうことですね。

笹木  ちゃんと言っていかないとだめですね。こうしたらどうかと!注文をつけていくことですよ!

聞き手  踏み込んで調べてみますと、ちゃんとしたことが見えてくるはずだし、ちゃんとしてくれる人はいるはずなんだとと思わないと!笹木竜三さんに電話でお伺いいたしました。
ありがとうございました。


(文責:ささき竜三事務所)